義母の介護と介護ストレス解消日記

2022年、高齢の義母を呼び寄せてホームに入れました。週3回通って世話をする毎日からその後と、合間のストレス解消旅行について記録しています。

義母を呼び寄せるまで② コロナで行けなかった頃


2019年~2020年 コロナが猛威


新型コロナが猛威を振るい始めた頃、コールセンターは休むこともなく、人数を調整しながら営業していました。

私の職場は運良くすぐコロナに対応してくれて、今思うと、本当に幸運だったと思います。

もともと常備していたマスクは一度も途切れることがなかったし、私たちに箱で無料配付を何度かしてくれました。

あのマスクが底をついていた頃でも、出勤しさえすればマスクがあるのは安心だったな。

かなりくっついて座っていた座席は離され、アクリルボードで仕切られました。

ヘッドセットは個人専用になり、毎日消毒して使うようになりました。

消毒スプレーが切れることもなかった。定期的なPCR検査も行っていました。

そんな感じで私の仕事は従前通り。お客様対応の窓口なので入電数が急増して大変でしたけど。


夫が代表をしている会社も中小企業ながらいろいろ対策をしながら続いていましたね…

アクリルボード設置、マスクも消毒液も切らさなかったし、ドアノブや机などに抗菌処理をしてもらっていました。

でも義母のところに行けないのは心配でしたし、義母が毎日銭湯へ行くのをやめたことも心配でした。

義母の家のお風呂は広すぎ深すぎで危険だったため、何年か前から銭湯に通っていましたが、感染予防のために徒歩10分の私たちの家のお風呂に入ることにしたんです。

徒歩20分歩いていたのが徒歩10分になったし、銭湯で知り合いとおしゃべりをすることもなくなったのでどうなるんだろうと。

でもまだまだそのころは元気でした。



孫が生まれる


2020年、長男と長女のところに2か月違いで子供が生まれました。

どちらももともと東京住まいだったのが、結婚してからは近くに住んでいたので、私はお産扱いに明け暮れました。

まあ、親の手助けをあてにしていたわけなんですけど…仕方ないですね。

私は三人姉妹の真ん中で、最も人の世話をすることに疎かったんですけど、なぜか子供が生まれてからは、姉や妹の子供達を預かって一緒に遊園地に連れて行ったりしていました。

本当に人生はわからない。

そんな感じで、2020年はお盆に夫婦だけでそっとお墓参りに行ったくらいかなあ。遠出したのは。

周囲の目が気になるので出歩かず、お墓参りをして義母の顔を見てすぐ帰ったという。

大抵の人がそうだったんじゃないかな?

コロナ早く治まれーってみんな思っていましたよね。まだ耐えられたころ。