義母の介護と介護ストレス解消日記

2022年、高齢の義母を呼び寄せてホームに入れました。週3回通って世話をする毎日からその後と、合間のストレス解消旅行について記録しています。

サ高住での暮らし⑤ 毎月の費用と食事

一時金不要のサ高住でも結構費用はかかる


※義母が入っていたサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)はイラストのようなマンションタイプでした

要介護認定が要支援2になってから、少し生活が落ち着いてきました。

ようやく涼しくなってエアコン問題がなくなったせいでもある…

そのころの毎月の費用は大体こんな感じです。

  • サ高住からの請求 200,000くらい(部屋代+食事代)
  • マッサージ 7,000くらい(週3回)
  • 電気代・電話代・水道代 15,000~冬になると30,000くらい


合計240,000~250,000円くらいでしょうか。

これにヘルパー・デイサービスの料金も加わりますが、休んだりするので変動がありますし、介護保険料から大部分が支払われるのでこの2つは安いです。

でも、冬にロードヒーティング代や暖房費がドーンと上乗せされるのが結構響きます。

なんでこんなに高いの? という感じでした。

電気代、すごく高くなりましたしね。暖房も電気なのはキツイですよね…

食事は、昼食はとる・とらないを前もって選択しますが、1日2回は食堂でとるようにしてほしいと言われました。


食事をどうするか


実は、最初は昼食なしでお願いしたのです。

義母は昼食だけならなんとかなると(具体的にどうするのかは別)言っていました。

私も、近くにコンビニがあるし移動スーパーも来るし、私が週3回行くので大丈夫だとちょっと思ったのです。

毎日3度も贅沢な食事はいらないかな、とも思っていました。

でもそうするとお昼になってお腹が空いてきた時に、部屋にあるものを全部食べちゃうんですよね。

私が「〇日分ですよ」と言って買い置いた菓子パンとかも、みんな1日で食べちゃう。

そして自分から買い物をしないので補充がない。

私が行くのが2日空くと、その2日間は昼に食べるものがない、ということに。

それって、お昼時に訪問者があると「お昼はちゃんと食べてる? あら~、食べるもの何もないのね」と言われることになりますよね。はぁ。

それで翌月からは昼食もお願いすることになりました。

義母からは「お昼を食べに行くのが面倒なのでやめたい」と何度か言われましたけど、そうしたら朝夕の食事以外はずっと部屋に引きこもりになるし!


後で考えると、お昼抜きでも良かったのかな~と思うのです。なぜならそうすれば夕食を完食してくれたかもしれませんから。

どうやらかなり好き嫌いして、めんどうな総菜は全部残していたようなのです。

私に何度も「無理して食べなくてもいいんでしょ?」ときいてきたのは、自分の行為に私のお墨付きが欲しかったかららしい。

それがわかってからは義母の言葉をかなり裏読みするようになりましたが…


費用を現役世代で負担しない


毎月の費用は義母の年金(200,000弱)+義母の蓄えから出しています。

義母は私たちが毎月お小遣いとして渡していたお金を貯めていましたし、もともととても質素な生活をしていたので、それなりの蓄えはありました。

義母は健康体だし長生きの家系なので、あと10年同様な生活が続くと考えたら、絶対に私たちの資産を削ってはいけないと思っています。

私たちの資産は私たちの老後と子供たちに使うべきで、親のために使うことは極力避ける。

これが色々な人から言われてきたことなんですよね。

だからできるだけ親の年金の範囲内でやりくりできる施設を探さなくてはならないわけですよね…

義母が現役時代にしっかり備えてくれて本当に良かったです。

今の政府は高齢者にばかりお金を使うと言われがちで、私もずっとそう思っていたんですが、いざ介護が始まると高齢者への支援は現役世代を救うものだ、と考えるようになりました。

コロナでの生活費補助なども本当にありがたかったです。