要支援1とは
参考Webサイト:
「要支援1」は要介護認定では最も軽いもので、自立まではいかないものの、生活にほとんどサポートがいらない状態のことです。
これはあくまで肉体的な状態で、認知症によりもっとサポートが必要であることが認められれば、「要介護」になることが多いらしいです。
ではこの認定度合いにより何が変わるのか?
介護保険の支給限度額が変わるので、安価に(つまり少ない自己負担額で)受けられる介護保険サービスが変わります。
それから、入れる施設が変わります。介護士が常駐して24時間世話をしてくれるようなホームは、「要支援」では入居できないところが多いです。
最低でも「要介護1」でした。
義母は当初要支援1だったので、支給限度額内で受けられる主なサービスは
- ヘルパー 週1回
- デイサービス 週1回
となっていました。
私がいないときにお風呂に入りたくない(風呂場で倒れたらどうしよう、という不安。やはり恥ずかしいのでしょう)というので、デイサービスで必ずお風呂に入ってもらうことにして、ヘルパーさんには掃除と洗濯をお願いしました。
でも私がいないと着替えもしないし入浴もしない
義母は相変わらず着替えをしません。
そしてものすごく厚着をしたがります。
もう温度感覚があまりないんですよね。よくある話ですが…
でも「真夏なんだから、厚着していると熱中症で死ぬことになって、ポックリは逝けないよ」と脅して薄着にさせました。
歯磨き・洗面は最初のうちはちゃんとしていましたが、そのうちやらなくなりましたね…あきらめましたが。
その頃私は週3回通って、
- 入浴の見守り
- おやつや飲み物の補充
- 着替え
- 洗濯
- タオル類の交換
- デイサービスへ行く準備
- 消耗品の補充
- 体操、散歩などなど
をしていました。負担が大きくて仕事はやめました。
義母はそういった自分の身の回りのことはできなくなっていましたが、何でもメモする癖は健在で、夫が与えた反故紙にその日のできごとをメモしていました。
日記になるので、私は毎日の予定を数日分書き込んでもらって、毎日それをめくって予定を確認してもらうようにしました。
「〇月〇日 11時ヘルパーさん来る」「〇月〇日 デイサービスへ行く」とか。
サ高住にいた頃は、義母は毎日そのメモをノートに書き写していたんですよ。
しっかり日記帳をつけていたといえます。あの頃が懐かしい…
要支援2へ
私の負担が大きいので、夫と相談し要介護認定の見直し依頼(区分変更申請)をすることにしました。
その頃は何度か病院に通っていたので、ケアマネさんに相談すると同時に主治医に意見書を書いてもらい、なんとか「要支援2」になることができました!
これでデイサービスは週2回の利用に。入浴の見守りが減ります。
ヘルパーさんにも週2回来てもらって、洗濯もほぼ全部してもらうことになりました。
タイミングが悪くて洗濯物が溜まってしまう時だけ私がするようになり、一気に楽になりました。
それでも週3回の通いはやめられなかったんですけど、滞在時間が短くなりました。