義母の介護と介護ストレス解消日記

2022年、高齢の義母を呼び寄せてホームに入れました。週3回通って世話をする毎日からその後と、合間のストレス解消旅行について記録しています。

義母を呼び寄せるまで⑥ 施設見学と引っ越し


2022年7月 呼び寄せるため施設を探す


7月になりましたが、結局義母の地元では施設の空きがなかったため、都市部へ呼び寄せることにしました。

義母には気の毒ですが、近くに来てもらえば対応が楽になります。

でも時はまだコロナの脅威薄れず、ほとんどの施設は見学が困難。

しかも要支援1だと、介護が手厚いところには入れない。

いわゆる「サービス付き高齢者向け住宅」、サ高住になります。

やっと3つの施設の見学を取り付け、一つ目の見学に行きました。

私たちのマンションの近くなので、自転車で行けそうで助かります。

駐車場が狭いので車は難しいのですが、公共交通機関でも行けそうでした。

今思うと結構高級なサ高住でしたね。介護サービスは最低限で、ほぼ自立に近いような人が入るところです。

マンションのようにトイレ・お風呂・洗面所・簡易キッチンがついていました。


その頃、私が頻繁に行っているせいか、義母は大分元気になっていました。

お風呂もまだ一人で入れるので、料理もできるようになるかも、と淡い希望を持っていた頃です。

でもほかの2つの施設は、コロナ患者が出てしまい見学中止に!

つまりもう選択の余地がなく、私たちは最初に見学した施設で手続きを進めることになったのです。


引っ越し


引っ越しはいいのですが、義母をどのようにして連れてくるかが問題でした。

本人が車での長距離移動を不安がっていたのです。

介護タクシーでの移動も考えましたが、幸い日に日に元気になっていったので、なんとか普通車で大丈夫そうになりホッとしました。

引っ越しまでは町内のショートステイをつないでいましたが、そこで自分よりずっと介護度が高い人たちを見て、元気になったようです。

まあ、うつ状態は変わらず、「背中が痛い」「胸が苦しい」「早く(おじいちゃんに)迎えに来て欲しい」は言い続けていたんですけどね。

でも日中ずっと寝ているとか、泣き声を出すという症状はなくなっていましたから。

私は娘も動員して買い物に行き、必要な物を揃えて引っ越しに備えました。

そして義母を迎えに行き、8月の初めに引っ越しが完了しました。